4〜5歳までマンガはコンピューターが描いていると思っていた。
どこかの工場でロボットアームがガシガシとマンガを描くのだ。
4〜5歳当時一生懸命描いた自分の絵とコロコロコミックの絵を
見比べ、「大きくなったら頭も良くなるし、絵も今よりは上手になるに違いない。
しかしどう考えても、どんなに上手くなったとしても、コロコロに載ってる
ようなきれいな絵を人間が描けるはずがない」と普通に考えていた。
当時はアニメでもヒーロー物でもコンピューターという物は喋りだしたり、
いろんな計算をしたり、とにかくとても偉いものだったので、
人間に描けない以上コンピューターが描いているのだという結論だった。
人が描いているのだと教えてもらった時の衝撃は大きかった。
「こんな上手に人間は絵を描けるのか」
人間の可能性に驚嘆した。
その頃から絵に興味を持ったのではないかと思う。家にあった画集を見るようになり
すげえと思ったり、ドラえもん等のマンガを模写するようになった。
※写真と本文は無関係です。