家のインターホンの下に蛾が一週間近くジッと止まっていた。
羽の少し透き通ったなかなかきれいな蛾でした。
蛾の寿命はよく知らないが、寿命が約80年ある人間でも一週間完全に
ジッとしているのは不可能と思われるのに、人間よりは遥かに寿命の
短いであろう蛾が、よくジッとしていられるなと思う。
昆虫の生態に詳しくないので推測ばかりなるが、たぶん昆虫と
いうのは、人間と違って「面倒くさいから後でやろう」とか
「今やっとくべきだが気が乗らない…ゲームでもしてしまえ」
などと、うだうだしたり現実逃避をしたりはしないと思う。
逆に必要のない時には無駄には動かない気もする。
なのでジッと動かずにいるというのは、それ自体が必要な「行動」なのか
もしくは完全にする事がないのでジッとしているかのどちらかだと思う。
等と長々と書いたがきっと寒いからだろうと思っていたら、昨日いなくなっていた。
いなくなったらなったで少し寂しい。
今は虫なんか季節外れのように思うが、寒いですが取りあえず頑張って下さい。
一寸の虫にも…ですね。
人間は豊ですが、考えすぎるから生き物としては歪んでいると思います。
今日食べるので精一杯ならば、よそ見している暇はなくなって、もっと生き物としてシンプルになるかと。
便利で暇とゆとりがありすぎるのも善し悪しです。
チョウチョより肉厚な感じがするので、蛾の方が好きです。
うちは田舎なので、手のひらぐらいの真っ白な蛾もおりますよ。
ものすごい鱗粉をまき散らします。
美しいです。
自分は蛾が肉厚の為に苦手です。
掌くらいの真っ白な蛾は美しいと思いますが、
こっちには飛んで来ないで欲しいです。