子供

妻の友人ご夫婦が2歳になる女の子を連れて
家に泊まりにきてくれた。
女の子はとても元気で可愛らしい。
とにかく元気で好奇心も旺盛なようで
一瞬も眼が離せない。
自分は無責任に「かわいいのう、かわいいのう」
等と思っていましたが、親御さんは大変そうである。
小さい子がやって来て改めて気づいたが、
机の角が危ないなあとかあんな所に物を置いてはいけない等、
いろいろ考えさせられました。
また来てくれたら嬉しいですが、その子にとって自分は
何かに触ったら「危ないよ」と取り上げるし、
階段の方に行こうとしたら「危ないからダメ」と阻止される等、
ことごとく邪魔をする得体の知れないうざいオッサンに見えたのか、
あまり近くに寄って来てくれなかった。
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ネコ

取引先へ向かう途中に小さな居酒屋があり、
その木の引き戸にネコが無言でぶら下がっていた。
こんなに真っすぐになるものかと感心していたら、
ガラス越しからその姿が見えたのか、料理の仕込み中と思われる
大将がカウンター越しに、そのままでは手が届かないので、
持っている包丁を戸の木枠に突き刺して戸を開けてやっていた。
ネコはそのままスライドした。
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洗車をするとすぐに雨が降る、と言う法則が事実がどうかは
ともかく、洗車の翌日に雨が降りました。
車体がきれいに雨を弾いているのを見ながら「ワックスをかけた
甲斐があるな」と悦に入るのが好きなので、雨が降るのは別に
構わないのですが、誤算は黄砂の襲来でした。
雨が乾いた車体には点々と砂の跡がついている。
黄砂が来ていると言うニュースは聞いていたのに、何も考えずに
洗車を行った自分が悔やまれます。
でもこいつらはゴビ砂漠やタクラマカン砂漠からはるばるやって来た
のだなあと考え、無理矢理地球のロマンを感じる事にした。
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寒い日

先日大阪に雪が積もった。

いくつになっても雪が積もっていると心が躍ります。

いつも「なんでこんなに寒いのか」とブツブツ言ってますが、

「雪が積もってるので寒くて当然だぜ!」と大らかな気分になります。

まだ誰も踏んでいない雪をガシガシ踏み歩き、

様変わりした景色を見て新鮮な気分になり、

もう何年ぶりかもわからないくらい久しぶりに

雪だるまを作った。

あ…

朝、車で仕事に行く妻を駅まで送り家に戻った所で

家の鍵を持っていない事に気がついた。

思い返すと家を出る時は妻が施錠したのでした。

自分の家に入れないというのはえらい絶望感で

本当に自分に腹が立ち、

家に無視されたような気分で何だか他人の

家のように思えてくる。

こんなもんただの壁である。

幸い携帯は持っていたので、妻に電話をし

会社の前まで鍵を受け取りに行き、家に入れたのは

2時間半程してからでした。

みじめな気分になったのでもう2度としない。

真夜中

数日前の事ですが、小腹が空いたので深夜に

自転車でコンビニに出かけパンを買いました。

自分の風体が余程怪しかったのか知りませんが、

バイクでパトロール中の警察官の方に

職務質問されてしまった。

自転車を念入りに調べていたので、要するに

チャリをパクりそうな奴に見えたのだろう。

凹んだ。

別にやましい事はないので、構わなかったのですが、

警察の人も夜中まで大変だなあと思いながら帰りました。




ゲーム

1ヶ月程前にwiiを買ってしまったのであった。

買った名目は「早めのクリスマスプレゼント」。

要するに夫婦そろって我慢できず買ってしまったのですが、

wiiスポーツのテニスばかりを飽きずにやっています。

体力や筋力がつくという事はさすがに無いですが、

楽しく適度に汗をかけるので、健康にも良さそうです。

ゼルダも買ったのでたまに遊びますが、子供の頃は何時間でも

ゲームに熱中出来たけども、この頃は1〜2時間を超えるとなんだか

集中力ややる気が失せて来るので、wiiスポーツのような単純で

短時間で終われるゲームの方が楽しくなって来たような気がします。

DVDで「ドラえもん のび太の恐竜2006」を見ました。

2006なので新しい声優さんのバージョンです。

新しい声優さんに変わってからドラえもんをちゃんと見たのは

初めてだったので新鮮でした。

ドラえもんの声はだいぶ可愛くなっている。

これからドラえもんを見始める子供達にとっては今の水田わさびさんの

声はとっつきやすいんではないかなあと思った。

自分はオッサンなのでドラえもんの声と言えば大山のぶ代さんというのが

染み付いており、他は考えられないと今でこそ思いますが、

自分が小さい頃初めてドラえもんの声を聞いたとき結構衝撃だったような…。

「ドラえもんってこんなしゃがれ声なのか!?ネコなのに」と思い、

違和感が無くなるのに時間がかかったのをうっすら覚えています。

なので映画が始まってしばらくすると声も気にならなくなり

感動的な楽しい映画でした。

今はまだ自分の中ではドラえもん=大山のぶ代さんですが、ゆっくりと

ドラえもん=水田わさびさんにアップデートされて行くと思います。

電気屋

近所の電気屋さんにテレビのコードを

買いに行った。

展示してあるエレクトーンの前に、

80歳は超えているように見えるおじいさんが

背中を丸めてちょこんを座っておられる。

軽やかに「お富さん」を弾いておられた。

何となく和んで家に帰った。

カトウさん

家に知らない電話番号から電話があるとだいたい

カトウさん宛である。

引っ越して約3ヶ月経ち、現在に至るまで結構頻繁に

掛かって来るので、昔カトウさんが使っていた

電話番号を自分が受け継いだのだろう。

いろんな人から掛かって来るのでカトウさんがどんな人なのか

想像するのは面白い。そして今の所差し迫った口調の人や怖い人

からの電話は無いので、取りあえず安心である。